ついについに、ぴいこママはマウスピース矯正契約しましたー!
契約まで10以上のクリニックでお話を聞いてきたぴいこママですが、結果契約したのは“部分矯正”。
今回は部分矯正にした理由と合わせて、部分矯正の魅力について書いていきます。全体矯正か部分矯正か、迷っている人はぜひ最後まで目を通してくださいね!
部分矯正を選んだ理由
もともと見た目だけでなく、歯の健康を意識して矯正を考えていたぴいこママ。
そうなると「全体矯正の方がいいのでは…?」と思われるかもしれません。
ただ、いろんなクリニックを回ってわかったことは「噛み合わせはどうやらいいらしい」ということ。であれば、奥歯まで動かす必要はないのかなと。
むしろ全体矯正で奥歯まで動かしてしまって、噛み合わせが悪くなるリスクの方が怖かったのです(※きちんとした矯正歯科であれば、そんなことにはならないのでしょうが)。
そして何より、部分矯正のほうが断然安い!
安いって言っても高額なんだけど、それでも全体矯正に比べればだいぶ安い!!
そもそも夫には、お金を出してまで直さなくてもいいのではないか、と反対をされており…
そんな状況で全体矯正100万円なんて、すっと出てはきません。
「100万円で契約してきたよ♪」なんて、とてもとても言えない…。
それでたどり着いたのが部分矯正。
矯正したいと思ったときには、部分矯正なんて考えていなかったのですが(というよりほぼ知らなかったという方が正しいかもしれない)、いくつものクリニックを回った結果ここに落ち着いたという感じです。
そんな部分矯正には、「手の出しやすい金額」以外の魅力があります。お金は大事だけど、決め手になったのは金銭面だけではないのです。
ここではぴいこママが感じる、部分矯正の魅力を掘り下げていきますね。
部分矯正の魅力
1:治療費を抑えられる
まず料金は外せないので、何度も言っているけどあえて書きますね。
一般的には、全体矯正の半額以下で治療ができます!
私が最初に部分矯正を知ったのは、ママ友の話でした。マスク期間中にキレイラインを始めたとママがいたのですが、聞くと前歯の傾きを治すために部分矯正をしたとか。
それにかかった料金が、総額で35万円ほど。
全体矯正しか知らなかった私は「安!」と思いました。なぜなら私が最初に調べていたマウスピース矯正は、どれを見ても100万円近く。自費診療なので、仕方がないものだと諦めていました。
そして「まぁ部分矯正なんて、私には縁のない話よね」と、この頃は視野に入れてもいませんでした。
しかし部分矯正を取り扱うクリニックをいくつも回ってみて、
前歯12本においては、部分矯正で治る
ことがわかりました。
しかし同時に、
「ぴいこママさんの場合、全体矯正の方がいいですよ」
と言われることがほとんど。
私の場合、前歯12本以外にも治さなければならない歯があるからです。
でも矯正は本人がどこまで治したいかという意思とともに、高額な治療費という大きな壁があるのも事実。
部分矯正の料金で見た目が大きく変わるのなら、そこに賭けてみよう、と思ったのです。
2:治療期間が短い
また、治療期間が想定していたきかんより随分と短いのも決め手でした。
全体矯正の場合、1年半〜2年ほどの期間がかかります。さらにその後、保定期間が2年ほど。
「なっが!」
今まで矯正に踏み込む勇気が出なかったのは、この期間の長さ。歯並びのためとはいえ、長期にわたってマウスピースをし続けるなんて耐えられる気がしなかったのです…。
でも部分矯正となると、半年〜1年半ほど。いくつかのクリニックを周りましたが、私の場合8〜12ヶ月ほどのようです。これくらいなら頑張れそう…!
治療後に保定期間はありますが、1〜2年しっかり保定してその後夜だけマウスピース、とかであればできそうな気がする。そもそも歯は動き続けるので、寝るときだけのマウスピースは半永久的にしなければならないという心持ちはありました。
治療期間がネックとなっている人は少なくないのではないでしょうか?
私のように忍耐強さに自信のない方のほか、「ブライダルまでに」というような期間が制限されている方には部分矯正はいいのではないかと思います。
3:気になる部分だけを治すことができる
歯列矯正は、歯並びや噛み合わせを正常にするための治療です。しかし人によっては、全体的に整えたいものの「可愛い八重歯は残したい」などといった希望もあるものです。
最近では芸人の“さらば青春の光”の森田哲矢さんがワイヤー矯正をしていましたが、トレードマークである出っ歯はあえて治さないという方法をとりました。
芸能人という立場上、特徴で顔を覚えてもらうというのはメリットなので、こうした対応は納得ですよね。
こうした“一部を治す”というのは部分矯正ならではです。
矯正を希望する場合、最終的にどうなりたいかと伝えることは重要です。歯列矯正で叶うと思っていたことも、もしかしたら美容整形の分野になってしまうかもしれません。
たとえば私の場合、矯正してもキレイなEラインにはならないと言われました。美しいEラインにしたいのであれば、やはり美容整形をプラスした方がいいそうです(そこまでやらないけどね)。
と、話が横道にそれましたが、動かしたくない歯をそのままにしておく治療もできる!とお伝えしたかったんです。そんな選択肢があることも知っておいてくださいね。
部分矯正ではできないこと
ぴいこママは部分矯正を選んだので、前述した通りサイドの交叉咬合の部分は治りません。またEラインを美しくすることもできません。部分矯正には限度があるのです。
1:噛み合わせは直せない
部分矯正は前歯12本を重点的に並べるので、奥歯の噛み合わせを治すことはできません。
噛み合わせを治すことは歯の健康につながることですから、噛み合わせが悪いと診断された方は全体矯正にした方がいいと思います。
EXITの兼近さんは歯自体きれいに並んではいたものの、噛み合わせが悪かったそうです。
その後マウスピースで全体矯正を行うことで奥歯でしっかりと噛むことができるようになり、めちゃくちゃご飯が美味しくなったとのこと。
うまく噛み合っていないと、歯の健康リスクが下がるだけでなく、実は美味しくご飯が食べられていなかったりするんですね〜。
2:治らない症例もある
部分矯正は、対応症例が少ないことがデメリットです。一例としてあげると、以下のようなケースです。
- 出っ歯
- 正中の歪み
- 開咬
- 上下アゴの骨格的なズレ
出っ歯や開咬などは一見前歯だけの問題のようですが、奥歯から治療しないと治らないケースがほとんどです。
同様に正中が合っていないのも、最後にあげた骨格的なズレである可能性が高いため、やはり全体矯正の範疇になります。
そうは言っても、素人では部分矯正で治るのか、全体矯正の方がいいのかは計れません。やはり一度矯正の医師に診てもらうのがいいでしょう。
ちなみに、私はここに挙げた“正中の歪み”も当てはまります。もちろん部分矯正なので、治すことはできません。
3:理想通りのイメージに仕上がりにくい
全体矯正は歯並び全体を整えるのに対し、部分矯正で動かせるのは前歯の12本。そのため全体矯正の方が、理想の仕上がりに近づけることができます。
前歯のみの部分矯正でも見た目は変わってきますが、全体矯正ほど印象の変化はないでしょう。
私の場合、前歯が最も気になっていた場所だったので(むしろそれ以外は矯正歯科医に指摘されるまで気づかなかったくらい)、ひとまず前歯をどうにかしたいのです。
でも部分矯正がうまくいったら、全体矯正したくなるかもしれない…笑。
部分矯正まとめ
メリット
- 全体矯正より治療費を抑えることができる
- 治療期間が短い
- 気になる部分だけを治すことができる
デメリット
- 噛み合わせは治せない
- 治らない症例もある
- 理想通りのイメージに仕上がりにくい
今後は実際に部分矯正をした経過も記載していきますので、ぜひ読んでみてください!