マウスピースが届いたとの連絡を受けて、クリニックに取りに行ってきました!
出来上がったマウスピースの装着の仕方や、歯の研磨、今後の流れについて説明を受けたので当日の様子を振り返ります。
「つまらなそうな話…」と思われるかもしれませんが、この日私は衝撃的な体験をすることになるのです…!
同意書に署名を求められる
名前を呼ばれて診察室に入ると、歯科衛生士さん登場。
最初にアタッチメントとIPRについての同意書を書きます。
アタッチメントは、歯を動かすために歯の表面につける突起物です。基本的にマウスピース矯正中はつけっぱなしですが、マウスピース着脱時にまれに外れてしまうケースがあるとのこと。外れたら、すぐに着けに来てね、というのが同意書の内容。
IPRは歯の研磨のことです。抜歯はしないものの、歯を動かすためのスペースが必要になるため、歯の表面を薄く削ってスペースを作るのです。
同意書には、歯の健康を害しないために0.5mm以下でしか削らないものの、まれに知覚過敏を起こすことがあるので、その症状が止まなかったり酷くなったりしたら言ってね、と書かれていました。
エナメル質がもともと薄い人は、削ることでより薄くなるので知覚過敏が発生することがあるらしいです。
それとともに、歯の噛み合わせを安定させるために削ることもあるよ、とも書かれていました。
契約前にもマウスピース矯正についての同意書はあったのですが、契約後にもこんなんあるんかーい、といった印象。契約してるんだから同意せざるを得ない。ええけども。いや知覚過敏は嫌だけども。
マウスピース着脱の練習
事務的な処理が終わると、最初のマウスピースを持ってきてもらい、つけ外しの練習をします。
ちなみに私は部分矯正ですが、部分矯正といえど覆う歯は全体です。
鏡を前に、前歯に合わせてぐっと押し込みます。前歯がはまったら、奥歯も押してはめます。
上の歯ができたら下の歯も同様に。その後チューイーと呼ばれるシリコン製のものを噛んで、マウスピースをよりしっかり歯に密着させます。
チューイーは奥歯で噛み、奥歯と犬歯の中間あたりで噛み、犬歯で噛み、前歯で噛んで終了。
マウスピースを外す時は、奥歯の内側に爪をひっかけてがばっと外します。
ここまでできれば、いざアタッチメントの装着です。
アタッチメント装着とIPR
アタッチメントをつけるにあたり、一部歯石を除去してもらいました。そういえば、そろそろ定期検診も行きたいなぁ。
つけたアタッチメントは12ヶ所。前述したように、マウスピース着脱時にうっかり外れることもあるので、そうなったときにわかるように数を確認しておきます。
このあと矯正医師が来て、再び寝かされます。
そして上を向いて口を開けて「じゃあ始めますねー」と言われた直後…
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!
「!!??」
なにこれ!? この衝撃は何!? 何が起こってるの!!??
ちょっと意識飛ぶくらいの脳への衝撃。地響き。やばい。
え、これ人造人間に改造されるときのやつ!?
口を開けておくのがやっとで、とにかく恐怖。
痛みはないけど、頭にドリルを打ち込まれているような感覚に陥る。
…2分ほどで終了。
「・・・!!??」
パニック状態の私の元へ、再び歯科衛生さん登場。
「今、今…何をやっていたんですか⁉︎」
「あれがIPRです」
「なんかもう、めちゃくちゃ怖かったんですけど…」
「衝撃がすごいですよね。びっくりされる方多いです」
いや、ちょっと心の準備が欲しかったわ…とんでもなく恐怖だったわ…
今後の説明
最初のマウスピースは4週間つけてみて、歯の動きをみるそうです。その後は2週間おきに交換。
そんなわけで、最初のマウスピースをつけてこの日は終了です。
マウスピースの装着時間は1日22時間。守れないと装着期間を延ばしたりすることがあるので、22時間つけられなかった日は記録の必要があります。
私の場合、スムーズにいって9ヶ月とのこと。ただそのように順調にいくケースはあまりないらしく、1年半見てほしいとのことでした。
え。結構な期間。
部分矯正だったら1年未満で終われるー♪と思っていたのに、実際にはそんなうまくもいかないもんなんだな…
ワイヤー矯正をやっていたママ友にも、期間の話ではないけど「思ったより歯は動かない(後悔)」って言ってたしなぁ。
Oh my teethなら4ヶ月、DEPEARLなら8ヶ月とか言われていたんだけど、本当にそんな期間で終われるもんなんだろうか?
短期間で終われるなら、それに越したことないよねぇ。最初から1年半かかるって言われてたら、今のとこで決めなかったかも…(早くも軽く後悔;;)
なにはともあれ、ぴいこママのマウスピース生活スタートしました。
今後も経過を追っていきます!