2023年9月よりマウスピース治療を初めて1年、ついに18枚のマウスピースを終えて治療完了しました!やっと終わったー!
マウスピース矯正を考えている人は、治療前と後の変化が一番気になるのではないでしょうか?今回はマウスピース矯正治療によって変わったことと、変わらなかったことをお伝えしていきますね。
治療の満足度は?
マウスピース治療の最後の2枚、「17枚目と18枚目は慎重に歯を動かしたい」と歯科衛生士さんに言われて3週間ずつ着用。
いずれも着用時間を守って、この6週間強を過ごし治療終了予定日の今日を迎えました!
衛生士「歯並びどうですか?動きました?」
はい、動きましたともー!
ぴいこママ「ばっちり、満足です!!」
人によって思うことはいろいろあるかもしれませんが、私の中では大満足です!
だって最初こんなよ?
それが、こう!
変化したところ
- 上前歯と下前歯の凸凹がなくなった!
- 部分矯正の範囲外の歯も動いた!
- 正中がほぼ揃った!
- 笑うと上の歯茎が見えていた(ガミースマイル)だったのになぜか治った!
- 上唇より少し下唇の方が出ていたのに、上唇の方が前に出てきた!
この5つについて詳しくお伝えしていきますね。
変化したところ5選
1:上前歯と下前歯の凸凹がなくなった!
まず矯正したかったのはココでした。前歯って一番目立つ場所ですよね。
私の場合、上前歯の中央2本のお隣の歯が2本、した前歯よりも後ろに下がっていて、凸凹していました。そのぶん犬歯が目立ち、いわゆる八重歯が出来上がっていたのです。
八重歯が可愛いとされていた時代もあったようですが(というか八重歯のアイドルが可愛いだけであって、八重歯が可愛いわけではないと思う…)、まぁとにかく私はこの凸凹前歯や嫌で嫌で。矯正を始めるきっかけがこの凸凹だったのです。
特にうちの2番目の子どもであるぴいこが私と全く同じ骨格で、同じような前歯の並びたっだんですよね。子どもだし気になるというほどではなかったですが、ぴいこ本人が「矯正したい」と言いだしたので矯正に踏み切ることに。
子どもの歯の動きは早いもので、ブラケット矯正をして2ヶ月ほどで後ろに下がっていた2本の歯がほぼきれいに前に出て並びました。間近でどんどんきれいになる歯並びを見ているととにかく羨ましくて「こんなにきれいに治るんだ!」と感動し、私も矯正に踏み切ったわけです。
(娘:矯正↑前後↓)凸凹だった歯がキレイに!
※娘ぴいこはブラケットつけてわずか2〜3ヶ月でここまで変化しました!
2:部分矯正の範囲外の歯も動いた!
矯正しようと思った私はマウスピース矯正を取り扱っているクリニックをまわることに。
見た目のきれいさもそうですが、それ以上に「健康的な歯」を意識していましたので、全額矯正(前歯から奥歯まですべての歯を対象にした矯正)で考えていました。
私は10以上のクリニックに足を運んだのですが、ほぼ口を揃えて言われたのは
「噛み合わせはいい」
「前歯以外にも凸凹している箇所がある」
ということでした。
噛み合わせが悪ければ虫歯や歯周病にもつながると思っていたので、治療しないといけないと考えていましたが、そこはセーフ。
見た目面では前歯ばかり気にしていましたが、上の歯の中央から4番目の歯が下の歯より後ろに下がっていることと、正中が揃っていないことを指摘されました。
はっきり言ってそんな細かいところは気にしていなかったのですが、言われると気になるもので…。
その後部分矯正の話を聞くも、中央から4番目の歯は対象外であること、また正中を揃えるには全額矯正だと聞いて迷ったのですが…。
とにかく私にはお金がない!泣
そもそも気にしていなかった歯については、治ったらラッキーくらいにして、金額が抑えられる部分矯正を選ぶことにしました。
ところが蓋を開けてみれば、部分矯正では治らないと言われていた対象外の歯が動いてくれたのです!
マウスピース矯正ではシミュレーション画像を作ってもらえるので、その画像では非常にきれいに歯が並ぶのですが「実際にここまできれいになるかどうかは、やってみないとわかりません」と言われていました。
結果的に中央から4番目の歯は前歯よりも早く動き(治療計画には含まれていたので)、上の歯すべてがきちんと下の歯にかぶるようになりました。
3:正中がほぼ揃った!
そして正中もほぼ揃いました!
下の歯はそんなに見えない部分なので、正中に関しては揃わなくてもいいかなと思っていましたが、こちらもまた治療計画には組み込まれていたので治療成功のようです。
これも嬉しい誤算♪
4:笑うと上の歯茎が見えていた(ガミースマイル)だったのになぜか治った!
ガミースマイル気味だったのですが、これもなぜか治りました!
これはあくまで私の予想なのですが、上の歯のアーチが広がったことで改善したのかなと。
上の歯に凸凹ができていたのは、アーチが狭くて歯が並びきれずに後ろに下がらないといけない歯ができてしまったんですよね。
歯を削って歯を並べるためのスペースを作り、マウスピースでアーチの形状を微妙に変えることで、口のサイズに合ったアーチが出来上がったと予想されます。
矯正前は上の歯のアーチが狭かったために口が横に広がりきらず、上に持ち上げられる形になって歯茎が出てきてしまった。
実際に最初のマウスピースと最後のマウスピースを比べてみると、ほんとにわずかですが最後のマウスピースの方が全体的には長めになっているんですよ。後ろに下がっていた歯を前に出して一列に並べているので当たり前なのですが。
※左が1枚目、右が18枚目(最後)のマウスピース。右の方が左右幅が広いのです。
理由はどうあれ、歯茎が見えなくなったのは何気にめちゃくちゃ嬉しい!
5:上唇より少し下唇の方が出ていたのに、上唇の方が前に出てきた!
これも歯のアーチが変わったことで横顔が変わったのだと考えられます。
マウスピースの最初と最後を見た時に、めちゃくちゃアーチに差があるわけではないのにここまで口周りに影響するのかと驚いてしまいました。
「受け口ではないけど、下唇の方が出ていて気になる…」という人は、私のように歯列矯正で治るかもしれません。
変化しなかったこと
治療開始前と大きく変わらなかったこともあります。
それは…「噛み合わせ」。
治療前に良かった噛み合わせは、治療後にも良い噛み合わせのままです。
とはいえ治療中は歯の凸凹を治すため、噛み合わせが悪くなるタイミングがありました。むしろ治療1年のうちほとんど…10ヶ月くらいは噛み合わせ悪かったかな?
マウスピース3〜4枚目あたりから噛み合わせの悪さを感じるようになり、17枚目くらいまで続きました。最後18枚目のマウスピースになってようやく、噛み合うようになった感じです。
18枚目のマウスピースを外すというところで歯科衛生士さんにしっかりと噛み合っているかチェックをしてもらい、噛み合わせに問題がないことを確認したうえで治療終了。
タコの刺身やファミレスのステーキも食べることができるようになりました!(噛み合わせが悪くなってた時期は噛みきれなくて本当に食べられなかった)
ただ歯並びが変わったことで、少し噛み合わせが変わった気もしています。噛み合わせに問題があるわけではないので不満もないのですが、治療前と全く同じかと言われると少し変わったなと。
今後もしまた歯並びが戻るようなことがあれば、この噛み合わせにも影響が出てきたりするのかな…?
後戻りしないために、治療後は保定期間で歯をがっちり固めていきます!
「治療終了=マウスピース生活終了」ではない!
マウスピースでの矯正治療が終わった後には、“保定期間”があります。
歯は常に動いているので、矯正治療できれいに並んだ歯に何もしなければ、元いた位置に戻ろうと動いてしまいます。せっかく数十万円かけて歯並びを改善したのに、戻ってしまっては元の木阿弥!
そこで治療後には歯を元の状態に戻さないために、リテーナー(保定装置)を着用します。
ぴいこママはマウスピース18枚目が終わって歯並びや噛み合わせを確認したのち、マウスピース型リテーナーを作成してもらうため治療前のように歯をスキャンしてもらいました。
リテーナーの作成期間は3週間ということで、18枚目はその日まで継続して着用。
もう治療は完了しているので、今まで1日22時間着用が義務だったマウスピースもこの日から20時間着用となりました。
リテーナー着用の期間は「2年」と言われたり、「治療期間=保定期間」と言われたりしています。ぴいこママは治療期間1年でしたが、保定は2年と言われました。
ただ繰り返しにはなりますが歯は死ぬまで動き続けるので、保定期間が終わっても寝る時だけはリテーナーを着用した方が良いと言われています。睡眠時は無意識に歯を食いしばり、その力は起きているときの数倍の力だと言われていますので、歯が一気に動いてしまうリスクがあるのです。
保定期間が終わって日中マウスピースを外せるようになっても、夜はリテーナーを使っていたいですね!
ちなみにぴいこママの通うクリニックではマウスピース型リテーナーですが、それ以外にもワイヤー型やプレート型があります。
ワイヤー型は取り外しができないので、半永久的に歯の裏側につけたままになります。ワイヤーが付いている分歯磨きは丁寧にしなければなりませんが、マウスピースのようにいちいち着脱する必要がないので、ワイヤー型リテーナーは惹かれる…。
マウスピース型リテーナーは今回治療料金に含まれているので、ひとまず使用していきますが、今後お金ができたらワイヤー型も検討したいです!
着脱もだけど、毎日洗うのも何気に手間がかかる。ずーっと同じマウスピースを使い続けるのも衛生的にどうなの?とも思うしね。